サツマイモに特化した世界に誇れる過疎地域発の農業ベンチャー

くしまアオイファームとは

株式会社くしまアオイファームは、宮崎県串間市に位置する農業法人で、世界一のさつまいも総合企業を目指しています。
過疎地域からの百姓による農業ベンチャー企業としても知られています。
サツマイモの出荷量および輸出シェア日本一の企業として知られており、日本のさつまいも輸出シェアは36%。シンガポールや台湾を中心に、世界10か国以上に輸出しています。
近年急激に成長しており、2020年度に売上高は15億円に達しています。

経営理念として、農業者の立場が弱いという認識のもと、品質や価格が天候や市場に左右される中、農業に対する熱い思いを持って取り組んでいます。
さらに、CSR/SDGsの取り組みとして、環境に配慮した栽培方法を採用し、化学肥料の使用を減少させています。

また、奈留本社出荷場では、生産されたさつまいもを安全かつ新鮮にお客様や取引先に届けるための調整や梱包が行われています。輸出中に新鮮さを保つ独自の梱包技術を持っています。会社の歴史や背景については、昭和初期からサツマイモの栽培が始まり、事業が展開されてきたとのことです。

くしまアオイファームの特選商品

くしまアオイファームは、さまざまな品種のさつまいもを提供しており、それぞれの品種には独自の特徴と魅力があります。

  1. 葵はるか(紅はるか): 焼き芋界のエリートとして知られる品種で、甘味が強くネットリ系の食感が特徴です。掘りたての時は甘味が少ないが、熟成することで甘味が増す。
  2. べにほっくり(宮崎紅): ホクホク系の食感で、甘味もしっかりとしています。特に料理にも適しており、甘すぎる品種が苦手な方にもおすすめ。
  3. くちどけいも(シルクスイート): 名前から連想できる通り絹のような滑らかな食感と強い甘味が特徴。特に離乳食などにも適しています。
  4. 安納とろとろ(安納芋): 焼き芋ブームを牽引した品種で、ネットリしっとりとした食感が魅力。特に熟成させることで甘味が増す。元祖あまーい焼き芋といえばこれ。
  5. イロドリムラサキ(パープルスイートロード): 紫芋の中でも食味が良好で、ホクホク系の食感とすっきりとした甘味が特徴です。焼酎やお菓子の原料としてもつかわれる。

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これらの品種は、くしまアオイファームの熟練された技術と情熱によって栽培されており、それぞれの特徴を活かした料理やデザートに最適です。

くしまアオイファーム社員の声


くしまアオイファームは、宮崎県を拠点にさつまいもの生産から流通までを手掛ける企業です。社員たちの声を通して、その魅力や働く喜びを感じることができます。

  1. Yさん- 流通部:仕事のやりがいとして、スタッフやお客様からの感謝の言葉を挙げています。また、くしまアオイファームの急激な成長や役員の熱意に触れ、自身も一緒に成長したいと感じて入社したと語っています。
  2. Kさん- 生産部: 畑の農作業全般を担当しており、家族での農業経験を活かしています。アオイファーム入社後、仲間との協力やベトナムやフィリピン等海外の実習生との交流を楽しんでいます。社員はみないい人ばかりで和気あいあいとした雰囲気です。
  3. Oさん – 管理部: 人事労務や庶務を担当しており、お客様や社内のスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。仕事の魅力として、お客様の喜びの声や会社の成長スピードを挙げています。北海道から沖縄までおいしいサツマイモを届けたいです
  4. Sさん- 営業部:営業活動を通して、さつまいもの魅力を伝えることに情熱を注いでいます。どんなにIT技術が発達しても人との関係を大切にし、お客様とのコミュニケーションを楽しんでいます。

これらの社員の声から、くしまアオイファームは、社員一人ひとりの成長を大切にし、お客様や社会に貢献することを目指していることが伝わります。

契約農家の声

株式会社くしまアオイファームは、さつまいもの契約農家を募集しており、事業拡大に伴い、貯蔵土付きさつまいもの買取りを強化しています。以下は契約農家さんの声です。

1くしまアオイファームに買い取ってもらうことで、さつまいもの貯蔵や洗い・出荷作業の必要がなくなり、休みが取れるようになった

2土付きのまま納められることで、収穫したらすぐに持って行くことができ、生産量が増えた。

3洗いや出荷作業、販売をくしまアオイファームに任せることで、生産に集中できるようになった。

最後に

現在日本では農業人口が減り、高齢化が進んでいます。
この問題解決のため、くしまアオイファームは、農業の未来について、先人に敬意と感謝を持ち、子どもたちに夢と希望を持たせることを考えています。
そのためにはまず、農業者が儲かることが重要であり、いいものを作る方には、それなりの対価を得ることができる仕組みづくりを目指しています。
最終的に子どもたちに
「農業がしたい」
と言ってもらえるように努力を続けています。

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